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写真講座

初心者でもわかる写真講座①

みなさんコロナウィルスによるステイホーム、いかがお過ごしですか?

自粛期間からそろそろ開放され始めていますが、withコロナ時代を楽しく乗りきるためにも新しいチャレンジをはじめませんか?

その一つとして一眼レフを始めたい、でも写真のことぜんぜんわからないとゆう方多いんじゃないでしょうか?

このブログでは初心者向けに写真の撮り方がわかる講座を何回かに分けてご説明してみようと思います。

最近はスマホやデジカメで簡単に素敵な写真が撮れますが、もっと自分の思い通りに写真が撮りたいと思ってる方!
このブログを見れば写真の撮り方の基本がわかる!!
難しい言葉などはできるだけ避けて、できるだけ簡単にお伝えします。

目次

まずは露出を構成する3要素について

初心者のための写真講座第1回目は露出についてお伝えしましょう。
露出とは簡単に言うとカメラに光を当てることを言います。
露出を調整することでちょうどよい明るさの写真が撮れるようになります。
ちょうどよい明るさのことを適正露出と言います。
露出を決めるのは、シャッタースピード と 絞り と ISO感度 です。
それぞれの役割を把握して組み合わせていくことで、自分の表現したい写真を撮ることができます。

シャッタースピード

その名の通りシャッター幕のおりるスピードのことを言います。
1/1000秒、1/125秒、1/15秒などの数字です。1秒を何個に分けた速さかを示しているので分母が大きくなればなるほどシャッタースピードは速くなります。
シャッタースピードを速くしたり遅くしたりすることによって、光をカメラにとり込む量を調節できます。
シャッタースピードを速くすれば光の取り込む量は少なくなる(暗くなる)し、遅くすればたくさんの光を入れる(明るくする)ことができます。
それと同時に、覚えておきたいポイントとしては、動いているものをブレずに撮るにはシャッタースピードを速くする必要があるとゆうこと。
ペットやお子さんの写真を撮るときにはシャッタースピードを1/200以上にしておくと動いている瞬間もブレずに撮れるでしょう。

絞り(F値)

絞りとはレンズから入る光の量を調整する部分です。
なのでレンズによってF値は変動します。
穴が大きいほど光はたくさん入りますし、小さくなれば光は少ししか入りません。
ここで混乱するのが、穴が大きい方がF値は小さく、穴が小さい方がF値は大きくなるということです。
絞りの特徴として、F値が小さい方がピントの合う範囲は狭く、F値が大きい方がピントの合う範囲は広くなります。
ポートレートなどは人物の顔だけにピントを合わせたいのでF2.8などの小さい数値で撮影しますし、
集合写真などは1列目の人にも3列目の人にも5列目の人にもピントを合わせたいのでF8などの大きい数値で撮影をします。
料理の撮影をする時も、ある部分だけにピントを合わせて背景をぼかしたり、雰囲気のあるイメージ写真として撮りたければ絞りの数値は小さくし、
旅館やフランス料理などのコース料理の撮影で、手前の料理も奥の料理もしっかりと見せたいときは絞りの数値は大きくします。

ISO感度

最後にISO感度とは、カメラが光を感じる感度です。
数値が小さい方が感度が低く、大きい方が感度が高いので
屋外などの明るい場所ではISO100から400ぐらいの低感度で撮影をしますし、室内などの暗い場所ではISO800から3200などの高感度で撮影をします。
高感度になればなるほど画質は粗くなるので、できるだけ低い感度で撮影するようにします。

次は露出の決め方

それぞれの役割や特徴がわかったところで、どのように露出を決めるかをお伝えしましょう。

撮影モード

一眼レフカメラは撮影モードが選べます。
・プログラムモード(P)
カメラがちょうどいい明るさになるように自動で露出を決めてくれるモード

・シャッタースピード優先モード(TV)
シャッタースピードは自分で決めて、絞りはカメラにおまかせ

・絞り優先モード(AV)
絞りは自分で決めて、シャッタースピードはカメラにおまかせ

・マニュアルモード(M)
シャッタースピードも絞りも自分で決める

基本どのカメラにもこの撮影モードがあると思います。
とにかく簡単にちょうどいい明るさで撮りたい方は上の3つを使うと良いのですが、
カメラがちょうどいいと判断する明るさの写真になるので、逆光や、黒が多い、白が多いなどのカメラが判断を誤るようなシチュエーションの場合は不向きです。
マニュアルモードで撮影をすれば、初めは適正露出に持っていくまでに時間はかかりますが、慣れれば自分の思い通りの露出で写真を撮ることができます。
絞りとシャッタースピードそれぞれの特徴を知って、思い通りの写真が撮れるようになりましょう!

何を撮るか

シャッタースピード1/15 絞りF11
シャッタースピード1/30 絞りF8
シャッタースピード1/60 絞りF5.6
シャッタースピード1/200 絞りF2.8
これはどれも同じ明るさに撮れます。

同じ明るさでも何を撮るかによって露出を決める優先順位は変わってきます。
例えば、ペットや運動会など動いているものをブレずに撮るにはシャッタースピードを速くする必要があります。
ポートレートを撮りたい場合は、主題の人物にだけピントを合わせて背景をぼかす必要があるので、絞りの値を小さくする必要があります。
このように、何をどう表現したいかによってシャッタースピード・絞りのどちらかを優先的に考えることができますね。
後は明るさに合わせてそのもう一方を調節することになります。
基本はシャッタースピードと絞りで露出を調整していきますが、この二つでは調整できかねる時にISOの数値を変えることになります。
ただし、ISO感度は高感度になればなるほど画質が粗くなるので注意が必要です。

写真は光だ!

今回お話した露出は基本の基本です。
写真を撮るうえで外せないファーストステップです。
シャッタースピードと絞りでどれだけの量の光をカメラに入れるかを調整するとゆうことですね。

初めは理解できなくても大丈夫です!何度も何度も撮っていくうちによくわかるようになっていきますので、まずは楽しんでたくさん写真を撮ってみてください。
同じ条件でも、明るめに撮ったり、暗めに撮ったりしてみるとイメージが変わり、思わぬ発見がありますよ。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
次回は構図についてお話しします!

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